韓国特許庁は、半導体分野の特許出願を迅速且つ正確に審査するための「半導体専門担当審査局(半導体審査推進団)」を2023年4月11日に発足させた。
審査局は、特許主要国の中で半導体技術を専門的に担当する審査組織として初の試みであり、半導体設計から素材・部品・工程に至るまで半導体技術全分野に対する特許出願を審査することになる。
半導体産業は韓国の核心戦略産業であり、半導体分野の特許出願も増加を続ける傾向にあるが、その審査処理は十分追いついていない状況であった。今回の審査局発足を契機として、既存の経歴審査官に加え、新たに採用された半導体専門審査人材を半導体分野の審査に集中的に投じ、迅速な審査処理が成り立つよう展望している。1
半導体審査推進団の組織構成および審査分野
1. '23年3月に半導体専門審査人材30人を採用し、'24年も追加採用を推進予定。
