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ニュースレター

韓国特許庁、第29代特許庁長が就任

2024.08.05

2024年6月24日、韓国の第29代特許庁長に金完基(キム・ワンギ)氏が任命された。特許庁は韓国の産業通商資源部傘下にあるところ、金完基氏は産業通商資源部に30年ほど在籍し1、最近まで報道官を務めていた。

金特許庁長は、就任の挨拶で、
「我が国の経済は産業と科学技術を中心に革新をリードし、躍動的な成長を成し遂げなければなりません。そして、革新の成果を実体ある権利として保護する知的財産が技術覇権競争の時代の矛と盾として、
革新の役割を担うべきである」と強調し、次の事案について重点的に取り組んでいく旨を述べた。

・審査・審判の力量を強化し、我が国の企業の革新特許の先占を支援
・技術に対する保護網を構築し、国富の流出防止のリーダーシップを取る
・未来の新成長動力を発掘し、知的財産の生態系の創出に邁進
・知的財産基盤の技術事業化と産業的活用を促進
・特許通商と国際協力により我が国のリーダーシップを強化

なお、韓国の特許庁長の公式的な任期は2年である。

 

 

1.産業通商資源部での経歴としては、FTA政策企画課長(2014~2016)、ASEM経済長官会議準備企画団長(2016~2017)素材部品装備産業政策官(2020~2021)、通商政策局長(2021~2022)、貿易投資室長(2022~2023)等もある。ジョージタウン大学法学修士(2007)、ソウル大学法学博士(2016)。

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